起動ドライブの設定方法

概要

プロフェッショナル・ディスクシュレッダーをUSBポートまたはDVD-ROMドライブから起動させようとすると、プロフェッショナル・ディスクシュレッダーではなく、WindowsやLinuxなどが起動する場合があります。
その場合、プロフェッショナル・ディスクシュレッダーのUSBメモリまたはCD-ROMからパソコン/サーバーを起動するために、BIOSで起動ドライブの設定の変更を行う必要があります。

†BIOSとは、パソコン/サーバーの電源を入れた直後、WindowsなどのOSが起動する前に動作するプログラムです。内蔵ディスク、DVDドライブ、USBメモリなど、どのデバイスに置かれたプログラムやOSを実行するかを決めるのもBIOSです。

初回使用時に以下の操作を行ってください

なお、設定変更の方法はパソコン/サーバーのメーカーや機種によって異なりますので、お手持ちのパソコン/サーバーのマニュアルを参照してください。以下でご説明するのは代表例です。設定変更方法が不明の場合には、「USBメモリまたはDVD-ROMから起動するためにBIOSの設定を変更したい」旨をメーカーにお問い合わせください。サポート対象となるお客様に対しては、当社でも分かる範囲の情報について調査のお手伝いをいたします。

手順

  1. USBポートにプロフェッショナル・ディスクシュレッダーのUSBメモリをセットします。 またはDVD-ROMドライブにプロフェッショナル・ディスクシュレッダーのDVD-ROMを入れます。

    †DVDドライブを搭載していないパソコン/サーバーの場合は、USB接続のDVDドライブをご利用ください。

  2. パソコン/サーバーの電源を入れ、BIOS設定変更画面に入ります。

    †多くのパソコン/サーバーでは、電源を入れ、メーカーのロゴなどが表示されている画面のどこか(下端、右端など)に、BIOS設定変更画面に入るためのキーを表示します。その表示を読み、その画面が出ている間に指定されたキーを押してください。押すべきキーは機種により異なりますが、[Delete]キー、[F1]/[F2]/[F9]キーなどが多いようです。

    BIOS起動

    †BIOSは「Setup」、「セットアップユーティリティ」などと表示される場合もありますので、このような名称を見つけてください。文字が小さめの場合が多いので、ご注意ください。
    †BIOS設定画面に入る際に、パスワードを要求される場合もあります。パスワードについては、パソコン/サーバーの管理者にお問い合わせください。

  3. USBメモリまたはDVD-ROMドライブが最初に起動する設定に変更します。

    †多くの場合、BIOS設定画面の下部などに操作方法が表示されますので、それに従って操作します。「標準ブート順序」、「起動デバイス」、「起動順位」、「Boot」、「Boot Sequence」などのキーワードを手がかりに、USBメモリまたはDVD-ROMドライブからの起動を最優先とする設定に変更します。
    †多くのBIOS設定画面では、[←]、[→]、[↑]、[↓]などの矢印キーで項目を移動や選択を行い、[Enter]キーあるいは[F10]キーなどを使ってその項目を確定あるいは実行します。使用するキーは機種により異なりますので、パソコン/サーバーの画面を確認してください。
    †典型的なBIOS設定画面では、メインメニューにより「起動」、「Boot」などの画面を選択し、その画面の中で起動デバイスの優先順位(起動順位)を指定します。まずは「起動」、「Boot」などの画面を出すように操作してください。
    †プロフェッショナル・ディスクシュレッダーで起動対象となるDVD-ROMドライブは、BIOS設定画面において「DVD-ROM」、「USB DVD-ROM」などと表示されます。これの起動順位(実行しようとする順番)を一番高くする、あるいはWindowsなどの入った内蔵ディスクよりも高くします。「DVD-ROM」、「USB DVD-ROM」を選択した状態で、指定されたキー操作により起動順位を変更してください。

  4. 設定を変更したら「保存して終了」(Save&Exit等)のキー操作を行ってください。

    †多くの機種において、[Esc]キーにより終了した場合には、保存しないで終了することになり、設定の変更が有効になりませんのでご注意ください。