2021年10月1日

パーソナルメディア株式会社
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(ディスクシュレッダーのウェブサイト)http://www.disksh.com/

総務省の新ガイドラインに対応した
「ディスクシュレッダー7」新発売

~発売20周年の実績をもつデータ消去ソフトが動作機種を拡大して機能強化~

パーソナルメディア株式会社(代表取締役:松為彰、本社:東京都品川区、電話番号 03-5749-4933、資本金1,000万円)は、総務省の新ガイドラインに対応したパソコン用データ消去ソフトの最新版「ディスクシュレッダー7」を、10月11日から発売開始いたします。

使い終わったパソコンを効率的に廃棄しようとした場合、データ消去を請け負っている専門の外部業者に消去作業を委託することが一般的です。しかしながら、2019年12月に発覚した神奈川県庁のHDD流出問題は、データ消去を外部委託しているパソコンユーザに対して、情報漏えい対策の重要性を再認識させるための大きな警鐘になりました。 とりわけ、データ消去の専門業者から未消去のHDDが流出してしまったことは、ユーザーに大きな衝撃を与え、「データは自らの手で消去すべきである」という情報漏えい防止の原点ともいえる考え方に立ち戻るきっかけとなっています。さらに、総務省が改訂作業を進めていた「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」にも影響を与え、2020年12月に公開された新しいガイドライン(※1)では、情報の機密性に応じた消去手段が求められるようになりました。

一方、近年では、HDDやSSDのデータ消去において、セキュリティ分野の国際基準ともいうべき米国国立標準技術研究所(NIST)(※2)が提唱する消去レベルに注目が集まり、従来ご利用の多かったNSA推奨方式に代わる消去方式を採用する動きも見られるようになりました。

上記のような一連の動きを受けて開発した今回の「ディスクシュレッダー7」では、長年支持されてきたシンプルな操作性や画期的なライセンス制度を維持しつつ、総務省の新ガイドラインやNISTが提唱する消去方式を採用し、データ消去の新たなニーズに応えています。

「ディスクシュレッダー7」は、パーソナルメディア株式会社のオンラインショップやソフトウェアの流通会社を通じて販売いたします。これまでのユーザー様および他社製品をお使いのお客様への優待販売や、お得な5本パックもご用意しています。

(*1)
総務省が地方公共団体に向けに示す情報セキュリティポリシーに関するガイドライン https://www.soumu.go.jp/main_content/000727474.pdf?information-security-local-government
(*2)
米国国立標準技術研究所(NIST:National Institute of Standards and Technology)
米国の工業規格や科学技術の分野で標準化を担う総合研究機関。ITセキュリティ分野でも強い影響力を持つ。

「ディスクシュレッダー7」バージョンアップのポイント

  • UEFI規格やセキュアブートの対応を強化
    普及が加速するUEFI規格のパソコンへの対応をより一層進めました。また、セキュアブートを有効にしたまま起動できる機種を大幅に拡大しました。
  • 総務省の新ガイドラインに対応
    2020年に改訂された総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で新たに示された、「OS等からのアクセスが不可能な領域も含めた領域のデータ消去装置又はデータ消去ソフトウェアによる上書き消去」に対応し、隠し領域(HPA:Hidden Protected Area)の消去が可能になりました。
  • 米国国立標準技術研究所(NIST)推奨の消去方式を採用
    HDDの消去において「ゼロ1回上書き+消去確認」とセキュア消去に対応しました。また、SSDの消去においてサニタイズ(BLOCK ERASE)に対応しました。その結果、NIST800-88が提唱する消去レベル「Clear」や「Purge」を実現できるようになりました。 (ディスクシュレッダー7・スタンダートとディスクシュレッダー7・スーパーの場合)

「ディスクシュレッダー7」の特長

  • 利用回数無制限
    1つのUSBメモリまたはDVD-ROMで何回でも何台でも消去できます。使えば使うほど、パソコン一台あたりの消去処理の単価が安くなるので、台数に応じたライセンスが必要な他社のデータ消去ソフトやデータ消去サービスと比べて低コストでご利用いただけます。
  • シンプルな操作
    面面に表示されるメッセージの指示にしたがって、わずか数回のキー操作を行うだけで消去が始まります。基本的な操作については、マニュアルを読まなくても、誰でも簡単に使い始めることができます。
  • インストール不要で、OSを問わず消去可能
    USBメモリまたはDVD-ROMから直接起動するので、インストールが不要です。パソコンに搭載されているOS(WindowsやLinux)も問いません。
  • 20年にわたる7000件以上の導入実績
    2001年3月に発売を開始したデータ消去ソフト「ディスクシュレッダー・シリーズ」は、今年で20周年を迎えます。日本を代表する数多くの企業をはじめ、官公庁や自治体、教育機関など、情報漏洩防止やセキュリティ向上に取り組むお客様に幅広くご利用いただいており、7000件以上の導入実績があります。

「ディスクシュレッダー7」製品ラインナップ

※以下に記載した価格はすべて税別価格です。

【ディスクシュレッダー7・スタンダード】USBメモリ版/DVD-ROM版
(標準価格:各36,000円 5本パック:各171,000円 優待価格:各28,800円)
HDDの上書き消去は乱数のほか「NSA推奨方式」や「米国防総省準拠方式」も選択可能。SSDのセキュア消去方式にも対応したスタンダード版。総務省の新ガイドラインやNIST提唱のPurgeレベルにも対応。
【ディスクシュレッダー7・スーパー】USBメモリ版/DVD-ROM版
(標準価格:各72,000円 5本パック:各342,000円 優待販売:各57,600円)
スタンダードの消去方式に加え9回までの乱数書き込みや米国防総省・米海・陸・空軍での消去方式・グートマン推奨方式などさまざまな消去規格に準拠。商用利用も多い最上位版。総務省の新ガイドラインやNIST提唱のPurgeレベルにも対応。
【ディスクシュレッダー7・ライト】USBメモリ版/DVD-ROM版
(標準価格:各18,000円 5本パック:各85,500円 優待販売:各14,400円)
上書き消去を「乱数1回書き込み」に固定し、SSDのセキュア消去時も自動選択により、シンプルな操作を実現。安価なため、大量導入にも最適。10本以上の一括購入で上書き消去方式を変更できる「消去方式変更サービス」もご用意。
【カスタム製品】
通常製品をもとにしたカスタム製品のご提供が可能です。画面表記の変更(メッセージの英語化など)や消去ログの形式変更など、ご希望の仕様で開発いたします。

「ディスクシュレッダー7」の動作条件と消去できるHDD/SSD/eMMC

PC/AT互換機およびタブレットパソコン、Intel Mac (*3)(*4)(*5)
  • BIOS、BIOS/UEFI互換、UEFI 64bit のいずれかを搭載 (UEFI 32bit は不可)
  • Intel PentiumPro以降の32/64bitのIntel CPU (互換CPUを含む)
  • BIOS 起動の場合 512Mバイト以上のメモリ, UEFI 起動の場合 1Gバイト以上のメモリ
  • キーボードまたはマウス、タッチパッドなどのポインティングデバイス (*6)
  • XGA(1024x768ドット)以上のグラフィック機能
  • 【USBメモリ版の場合】システム起動に対応したUSBポート(3.0/2.0/1.1)
  • 【DVD-ROM版の場合】システム起動に対応したDVDドライブ(内蔵またはUSB接続) (*7)
消去対象ハードディスク/SSD/eMMC
  • SATA接続およびIDE接続のハードディスク (2TB以上にも対応)
  • SATA接続およびNVMe接続のSSD
  • eMMC
  • USB接続のハードディスクとSSD
(*3)
ディスクシュレッダー7の動作には、消去対象機種のハードウェア仕様に依存性があり、すべての機種での動作を保証しているわけではありませんのでご注意ください。各パソコンでの動作状況については、「動作確認プログラム」(無償)でご確認ください。
(*4)
特殊な周辺機器が接続されている場合や、BIOS等の設定が特殊な場合には、正常に動作しない場合があります。また起動あるいはデータ消去のために、BIOS等の設定変更を要する場合があります。
(*5)
Android/iOSタブレット、M1搭載のMac等には対応しておりません。
(*6)
一部の機種を除き、キーボードのみ、あるいはポインティングデバイスのみでも操作できます。Surface Pro4、Pro(2017)では操作にアクセサリのタイプカバーが必要です。
(*7)
SCSIやIEEE1394(i.LINK)接続のDVDドライブには対応しておりません。

画面写真

スタンダード起動画面
図1 ディスクシュレッダー7・スタンダードの起動画面

スタンダード消去方式画面
図2 ディスクシュレッダー7・スタンダードの消去方式の指定画面

スーパー消去方式画面
図3 ディスクシュレッダー7・スーパーの消去方式の指定画面

スタンダード終了時の画面例
図4 ディスクシュレッダー7・スタンダードの消去完了時の表示画面例

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  ディスクシュレッダー 7.00 スタンダード (64 bit)
  データ消去記録
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  消去処理開始: 2021年9月14日 12時00分
  消去処理終了: 2021年9月14日 13時10分

  消去方式: 乱数書き込み方式 (1回書き込み)

  消去結果: 消去は正常に終了しました。

  PC本体の機器情報:
      メーカー: Personal Media Corporation
      製品名: PC 9999 Pro 9
      バージョン: 1.0
      シリアル番号: 0123456789ABCDEF
      UUID: 01234567-89AB-CDEF-0123-123456789ABC
      プロセッサ: Intel(R) Core(TM) i7-8565U CPU @ 1.80GHz
      メモリ: 4GB
      起動: UEFI

  消去対象ディスク:
  (1) 製品名: PMC Disk 234
      シリアル番号: 40213300
      種別: SATA HDD
      容量: 1TB
      消去/検証方法: 上書き消去 1 回
      エラーなし
  (2) 製品名: PMC Disk 567
      シリアル番号: 40475447
      種別: SATA HDD
      容量: 1TB
      消去/検証方法: 上書き消去 1 回
      エラーなし


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図5 ディスクシュレッダー7・スタンダードのデータ消去記録例


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