2015年7月28日

パーソナルメディア株式会社
〒141-0031東京都品川区西五反田1-29-1 コイズミビル
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E-mail:sales@personal-media.co.jp
(USBディスクシュレッダーのウェブサイト)http://www.disksh.com/usb/

USBメモリや外付けHDDからの情報漏えいを防ぐ
データ消去ソフト「USBディスクシュレッダー」を新発売

~ Windows 10に対応済、マイナンバー対策にも有効 ~

パーソナルメディア株式会社(代表取締役:松為彰、本社:東京都品川区、電話番号03-5759-8305、資本金1,000万円)は、USBメモリやSDカード、外付けハードディスク(HDD)などの記録メディアを対象としたWindows用のデータ消去ソフト「USBディスクシュレッダー」の販売を7月31日から開始します。

データ受け渡しなどの用途に利用されるUSBメモリは、小型で持ち運びやすく利便性が高い反面、紛失による情報漏えいの危険もあり、そのような事故がたびたび報道されています。USBメモリに入れた個人情報などの機密データは、使用後にそのデータを入れたファイルを削除しても、データの大部分がUSBメモリ上にそのまま残っており、ファイル復元ソフトなどを使えば簡単に復元できます。したがって、ファイルを削除した使用済みのUSBメモリであっても、その管理は厳重に行う必要があります。USBメモリの情報漏えい対策として、物理的に破壊する方法もありますが、手間がかかりケガなどの危険を伴う上に、USBメモリの再利用ができなくなるため、環境面での問題が残ります。

このようなケースにおいて、情報漏えいの防止とUSBメモリ等の再利用に有効なツールが、今回新たに発売する「USBディスクシュレッダー」です。本製品は、ソフトウェアによる無意味なデータの上書きによって、USBメモリ等のメディア上にこれまで記録されたデータを消去し、情報漏えいを防止します。USBメモリやSDカード、コンパクトフラッシュ(CF: CompactFlash)などのメモリカード、USB接続の外付けハードディスクのほか、フロッピーディスク(FD: Floppy Disk)や光磁気ディスク(MO: Magneto-Optical disk)など、幅広い記録メディアに対応しておりますので(*1)、古いメディアの機密データの消去にもご利用いただけます。また、データ消去後の自動フォーマット機能により、消去後のメディアをすぐに再利用することができます。

「USBディスクシュレッダー」は、10月から実施されるマイナンバー制度に関するデータの管理や、企業での導入が進むIT資産管理にも有効です。マイナンバー制度では、不要になった個人番号を含む「特定個人情報」を廃棄することが義務付けられています。加えて、政府が示すガイドラインでも、「特定個人情報」が記録された機器や電子媒体(ハードディスク、USBメモリ、SDカードなど)を廃棄する場合には、データ消去ソフトの利用が推奨され、復元不可能な手段を採用するよう明記されています(*2)。

また、企業のコンプライアンスや内部統制の強化にともない、USBメモリなどの記録メディアや周辺機器についても、パソコン本体と同様に、導入から廃棄までのライフサイクル全般にわたる履歴の記録を求める場合が多くなっています。「USBディスクシュレッダー」には、データ消去の機能に加えて、データ消去処理の実行記録を保存する消去作業ログ機能も搭載されておりますので、IT資産の履歴管理といった要求に応えるツールとしてご利用いただくことも可能です。

「USBディスクシュレッダー」には「Best」と「Pro」の2種類の製品ラインナップがあり、いずれもパーソナルメディア株式会社から直接、あるいは流通会社を通じてご購入いただけます。リリース間近となったWindows 10をはじめ、Windowsの各バージョン(8.1/8/7/Vista/XP)で動作します。

【USBディスクシュレッダーBest】税込価格:27,000円
消去時間の短い「乱数1回」や、3回の書き込みによってさらに安全性を高めた「NSA推奨方式」など、利用頻度の高いデータ消去方式を選択可能。データ消去処理の実行記録を保存できる消去作業ログ機能や、消去後の記録メディアをすぐに再利用できる自動フォーマット機能を搭載。
【USBディスクシュレッダーPro】 税込価格:54,000円
Bestの消去方式に加え、9回までの乱数書き込みや、米国防総省、米海・陸・空軍での消去方式、グートマン推奨方式など、ハードディスク向けの高度な消去方式が選択可能なプロ版。Bestと同様に、消去作業ログ機能や自動フォーマット機能も搭載。
(*1)
ご利用のWindowsパソコンから消去対象となる記録メディアに対して正常にアクセスできることが条件となります。
(*2)
特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/261211guideline2.pdf 
(p.55~p.56に関連する記述がございます)

画面写真

USBディスクシュレッダーの特長

  • 利用回数無制限
    1枚のCD-ROMで、何回でもデータ消去が可能です。記録メディアが何枚あっても、USB外付けハードディスクが何台あっても、すべて1枚のCD-ROMで処理できます(*3)。使えば使うほど消去対象記録メディア1台あたりの単価が低くなります。利用回数やライセンスをカウントする必要がないため、管理コストも削減できます。
  • 多種類の記録メディアに対応
    USBメモリ、SDカード(SDHC/SDXCカード、microSD/SDHC/SDXCカードを含む)、USB接続の外付けハードディスクのほか、コンパクトフラッシュ(CF: CompactFlash)などのメモリカード、メモリースティックや、フロッピーディスク(FD: Floppy Disk)、光磁気ディスク(MO: Magneto-Optical disk)といった古い記録メディアの消去も可能です。USB接続のカードリーダライタを使用したデータ消去も可能です。
  • 同時に複数の記録メディアを消去可能
    複数の記録メディアや外付けハードディスクがパソコンに接続されている場合、それらのメディアを同時に並行して消去することができます。USBハブにも対応しています。
  • 消去作業ログ機能
    データ消去処理の実行記録をテキストファイルで保存できます。消去日時や消去方式、消去対象となったメディアの型番やハードディスクのシリアル番号などが記録され、IT資産の管理情報として役立てることができます。
  • データ消去後の自動フォーマット機能
    消去後の記録メディアを自動的にフォーマットする機能を搭載しているので、データ消去した記録メディアをすぐに再利用することができます。
  • インストール不要で簡単操作
    本製品のプログラムはCD-ROMから起動するため、パソコンへのインストールは不要です。タッチパネル操作にも対応しており、誰でも簡単にお使いいただけます。
(*3)
複数台のパソコンで同時にご利用いただく場合には、そのパソコン台数分の「USBディスクシュレッダー」が必要です。

製品仕様

動作条件
  • 対応OS 日本語Windows 10(*4) / 8.1 / 8 / 7 / Vista / XP、64bit,32bitどちらも可)
  • CD/DVDドライブ必須
 ※Windows上で動作するデータ消去ソフトです。プログラムはCD-ROMから起動します。
(*4)
Windows 10プレビュー版で動作を確認しています。
消去できるディスクや記録メディア(*1)
  • USBメモリ
  • USB接続の外付けHDD、MO、FD
  • USB接続のカードリーダライタから書き込み可能なSDカード等の記録メディア
  • パソコンの内蔵スロットから書き込み可能なSDカード等の記録メディア

参考情報



  • ディスクシュレッダー® 、Disk Shredder® はパーソナルメディア株式会社の登録商標です。
  • その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
  • 本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。 最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。 ご購入の際は、最新情報をご確認ください。