導入事例 : 大陽工業株式会社
社内でのPC再利用やリース物件でディスクシュレッダーを利用し、
機密データの漏洩防止に大きく貢献。
PDF版(1.85MB)
「総務や経理の業務をこなしながら、 データ消去作業を行っています。ディスクシュレッダーの操作はとても簡単なのでそれが可能なんです。」
大陽工業株式会社 総務部 箱﨑久子氏
給与計算や社会保険の手続きなどの業務に従事。
経理部にも所属し、経理全般を担当。
PCの廃棄など対する従来の取り組みはどのようなものでしたか。
これまで、使用しなくなったPCについては、重要ファイルを削除したうえで、自社の工場へ送り、工場内で再利用してきました。今でいうリユースです。再利用できないPCについては、工場で保管したり、工場の専門スタッフが廃棄物といっしょに処理してきました。
データ消去を行うようになったきっかけをおしえてください。
昨年7月のことですが、経理部で使っている財務会計ソフトのバージョンアップがそもそものきっかけです。新しいバージョンを入れるには、 7年近く使っていたPCでは古くて対応できないことがわかり、リプレースすることに決めました。その古いPCの一部がリース物件だったために、データ消去を行う必要性が出てきたのです。 と同時に、従来通りに工場へ送るPCの事前処理についても見直しました。処理対象のPCの中に役員が使っていたものがあったので、ファイル削除だけでなく、きちんとデータ消去した方がよいのではと考えました。 その時に、パーソナルメディアから何度かDMが届いていたディスクシュレッダーのことを思い出したんです。
ディスクシュレッダーを検討した理由は何でしょうか。
実は、経理部では10年ほど前からパーソナルメディアの法人税申告ソフト(※)を使っています。決算時にはなくてはならいツールとなっていて、部内でもすごく評判がいいんです。そのため、パーソナルメディアに馴染みがあったのは確かですね。縁を感じたのでしょうか(笑)
私自身ソフトウェアに詳しいわけではなく、ふだん使っている法人税の申告ソフトの会社がつくった製品だから大丈夫かなって思って、ディスクシュレッダーの検討をはじめました。
(※)法人税全表:平成8年に発売を開始した税務申告書作成ソフトウェア
他社のデータ消去ソフトとは比較されましたか。
簡単にインターネットで調べましたが、特に他の製品と比較して決めたわけではないですね。先ほどもお話しましたが、ソフトウェアに詳しくないので、 DMで送られてきたパンフレットやホームページで、ディスクシュレッダーのことを調べました。価格も手頃で、利用回数無制限という特長を稟議書に書いたら、すぐに通りました。
ディスクシュレッダーをどのような形態で利用されていますでしょうか。
まずは、リース物件のPCを返却する際に使っています。 買取りのPCもディスクシュレッダーで消去後に、工場に送るようになりました。 消去作業はディスクシュレッダーのメディアを管理する総務部が担当しています。私でも使えました(笑) 総務や経理の業務をこなしながら、消去作業を行っています。 ディスクシュレッダーの操作はとても簡単なのでそれが可能なんです。 作業の予定をたてることができるので、消去にかかる時間や終了の予定時刻が表示されるのもいいですね。 処理の時間も思ったほどかかっていないという印象です。
ディスクシュレッダーを使っていてご不満な点はありますか。
はじめはマニュアルの薄さが気になりましたが、すぐに納得がいきました。操作がとても簡単なので、マニュアルに頼る場面はほとんどないですね。 ほとんど何の問題もなく使えていますが、一度だけエラーが出て消去できなくて困ったことがありました。調べてみるとサーバー機だったようで、費用がかかりましたけど、最終的にはレンタル会社の消去サービスを利用しました。
データ消去に関して今後の課題やディスクシュレッダーへの要望をおしえてください。
PC環境に関しては、今後Windows XPがどこまで使い続けられるのかがポイントになっています。主な業務である財務会計ソフトのXPへのサポート継続も重要なので、そういった動向にも注目しています。いずれにしても、リプレースの際のデータ消去はセキュリティの観点から今後ますます重要となるので、総務部の役割としてしっかり対応していきたいと思っています。 ディスクシュレッダーは使い勝手がいいので、これからも使い続けていきたいですね。製品としてはある程度完成されているのではないでしょうか。 今後の製品もこの操作性は維持してほしいです。
この記事は2011年6月の取材をもとに書かれたものです。
閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。