データ消去ミニ情報

こちらのコーナーでは、データ消去にまつわるちょっとした情報や話題をお届けします。

もくじ

2016.01.21 使っていないHDD、USBメモリの放置は危険です!NEW
2015.07.28 マイナンバー制度では、ソフトウェアによるデータ消去は必須です!

使っていないHDD、USBメモリの放置は危険です!

異動や組織変更などで使わなくなったHDD、USBメモリを社内で放置していませんか?

HDDなど情報機器の社内放置は情報漏えいにつながる危険な行為ですので、今すぐ対策をとりましょう。

  • 社内にあるのだから情報漏えいの可能性はないのでは?

このようなご意見があるかもしれませんが、はたしてそう言い切れるでしょうか。

過去には社内に放置されたパソコンが盗難にあい、情報漏えい事件に発展したケースがあります。 また、パソコンの社内移動やHDDやUSBメモリの使い回しの場合でも、データ消去などの適切な処理を怠った結果、 そこから部外秘であった人事データや顧客情報が漏れてしまった例もあります。

コンプライアンスやIT資産管理を重視する企業では、情報機器の導入や廃棄の記録だけでなく、 データ消去のプロセスを加えて、より一層管理を強化しようとしています。

放置されたパソコンやHDD、USBメモリに対して、「社内にあるから大丈夫」と いう認識は通用しません。安心安全の第一歩はデータ消去です。

マイナンバー制度では、ソフトウェアによるデータ消去が必須です!

マイナンバー データ消去

いよいよ10月から始まるマイナンバー制度。

新たに導入される個人番号は、氏名や住所、生年月日といった個人情報と紐付けされます。そのため、個人番号を含む情報は「特定個人情報」とされ、これまでの個人情報よりも厳重な管理が求められています。

政府が示すマイナンバー対策のガイドライン

たとえば、政府が発表したガイドラインでは、従来の個人情報保護よりも一歩踏み込んだ対策が示されています。

特定個人情報等が記録された機器及び電子媒体等を廃棄する場合、 専用のデータ削除ソフトウェアの利用又は物理的な破壊等により、復元不可能な手段を採用する。

個人番号若しくは特定個人情報ファイルを削除した場合、又は電子媒体等を廃棄した場合には、削除又は廃棄した記録を保存する。


出典:特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/261211guideline2.pdf
※p.55~p.56に関連する記述がございます。

必要とされるマイナンバーの情報漏えい対策

USBディスクシュレッダーは、まさにガイドラインに示された「データ削除ソフトウェア」に該当する製品であり、必要とされる次の対策を行うことができます。

  • 復元不可能な手段で消去
  • 消去の記録および保存

USBディスクシュレッダーでは、乱数などをメディアの全領域に対して上書きするので、データの復元ができなくなります。また、消去作業ログ機能を搭載しているので、データを消去した実行記録を保存することができます。

マイナンバー運用ルールの整備が不可欠

今後、マイナンバーは利用場面の拡大が予想され、一般企業においても継続的に運用ルールを整備していくことが不可欠とされています。

これを機会に、まずは運用ルールの中心となるデータの廃棄方法や消去ツールの見直しをされてはいかがでしょうか。

(2015.09.14 改編)

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